2012年東京旅行日記 / ２日目「PUNKSPRING2012」

東京旅行日記 / １日目「仙台～上野～川崎」
東京旅行日記 / ３日目「帰還」


２日目。改造中に「こうした方が良い！」「ああした方が良い！」と彼女と一悶着起こしつつも、無事完成したお面を携え、いざ幕張へ。

当日は風が本当に強くて、色々な路線の電車が止まっていました。僕は東京の交通事情なぞ全くわからないので、予め調べていた道順で行くことが出来ないということになると、手も足も出ない状況になったわけですが・・・。
まあ人に聞いてみりゃ良いだろ、ってことで暇そうな駅員さんに聞いてみるも、小馬鹿な感じにあしらわれ、仕方ないので適当に行ってみることにしました。あの駅員さんの顔は忘れられません。

駅員さん「田舎者ｗｗｗ予め調べとけよカスｗｗｗｗ」

「この恨みはらさでおくべきか…」と魔太郎が如く思いつく限りの罵詈雑言を心中で彼に浴びせ続けつつ、無事幕張駅に到着。ソコからバスが出てたり、タクシーで行くことも可能だそうですが、結構な数の人が並んでいたので徒歩で行くことに。
風が無茶苦茶強くて、何度かMiloがFlying In The Skyしてしまいそうだったのですが、何とか持ち直し、現場に到着。それで結局TOTALFATからになってしまいました。

セットリストを少し書いたので、見るのが嫌な方は読むのをオススメしません。

＜物販＞
入場直後直ぐにお面を被りながら物販へ行くと、関係者が行き来する道から外人さんに声をかけられ、「お前Descendentsファンか？！」と聴かれたので、片言の英語で「マジ超ファンです。これも自作です。コレはペンです。アレはりんごではありません。（半分嘘）」と答えると、「写真撮らせてくれ」と興奮気味に言うので、こっちも嬉しくなり了承しました。
「この後ライブやるから絶対見てくれよな！」とジャンプアニメの次週予告のような発言をしハグをした後去って行きました。
その後二人であの人は何者なんだろうと考えながら、物販でTシャツを購入。

＜TOTALFAT＞
ライブハウスとかの大きさの箱でしか見たことがなかったので、こんな大きな会場でライブを見るのは凄くワクワクしてヤバかったです。
そんな中でもしっかりと声の通ったヴォーカルで会場を盛り上げていたヴォーカルさんは凄いなと思いました。余り曲を知らないバンドだったんですが、それでも聴いていてい気持ちの良いと思えるバンドさんでした。
このバンドは歩き疲れて、ちょっと後ろの方から見ていました。


＜We Are The In Crowd＞
脇の方ですが、さっきよりは前めで見ていました。
女性ヴォーカルの人は余り声が出てなかった感じがしますが、男性の方は良い感じに出ていました。男女ツインが気持ちの良いバンドって感じでした。やっぱり人気のある"Rumor Mill"、"Kiss Me Again"とかは盛り上がっていましたね。特に誰もが予想していた"Kiss Me Again"でのAlex Gaskarthの登場には会場が盛り上がりまくっていました（黄色い声援が・・・）。やっぱ人気なんだなあ。
でも確かにこの曲は体をゆったり動かしながら聴くとCDよりも大分良い印象でした。
We Are The In Crowd - Kiss Me Again (Feat. Alex Gaskarth)



＜10-FEET＞
All Time Lowの為にそのままRED STAGEに待機。
そんなに好きじゃないなあとか以前レビューで言いましたが、その中でも割りと好きな曲をやっていたので遠目ながら見ていて退屈ではなかったです。かなり盛り上がっている感じとかを見ると、彼ら目当てに来た人も多いんだろうなあっていう印象でした。
MCも個人的に面白かった。寒いとか言ってた人もいたけど。ニルヴァーナの発音の件とか。
super stomper


＜ALL TIME LOW＞
そして気付くと後ろに凄い人が。これだとALL TIME LOWのライブが始まってしまったらDescendentsの方に行けない！と危機感を覚えた僕は、待ち合わせ場所を確認してそこを彼女を一人残し離脱。Descendents側で彼らのライブを見る事にしました。
隣のステージからでしたが、予想以上にパワフルなライブを体感出来ました。勿論パンク・ハードコアなゴリゴリ感っていう意味のパワフルとは違いますが、ポップパンクの持つポジティブなエネルギーを放つライブっていう感じ。
主にMusic Videoにもなっている人気曲を中心にプレイしていました。

Setlist
1.Time-Bomb
2.Forget About It
3.Damned If I Do Ya (Damned If I Don’t)
4.Coffee Shop Soundtrack
5.Lost In Stereo
6.Six Feet Under The Stars
7.Weightless
8.Dear Maria, Count Me In

Weightless

途中英語を話せる女性をステージに上げ、通訳を頼むというライブならではのサプライズがあり、会場が盛り上がったんですが（少なくともこちらからはそう見えた）・・・それを観客席で見ていた僕の彼女曰く、観客の女性達の中にはその壇上の女性に嫉妬した人もいたらしく、通訳する際Alexに抱き寄せられ耳元で囁かれる度に、怨嗟の声がチラホラ聞こえたそうな。恐ろしい・・・ｺﾞｸﾘ。


＜Descendents＞
途中全く知らない人と撮影会が始まったり、外人とハグしたりハイタッチしたり等、途中色んなDescendentsファンの人に声をかけていただき、徐々に彼らのライブへのモチベーションが限界値を超え始めました。
Twitterでフォローさせてもらっている方ともお会いでき、写真を一緒に撮らせてもらいました。

@takashi_1010さんと@shima213さんとパシャリ。真ん中のが僕です。


@Yuma_Ageさんとパシャリ。

テンションマックス状態で前の方へ！すると偶然上の写真の@takashi_1010さんと@shima213さんとバッタリ会うという嬉しい再会。そしてDescendentsが本当に来るのかという期待と不安に満ちた空気が場を包みました。そして・・・彼らが登場すると爆発的な盛り上がりに！・・・なったと思います！
多分！僕の周りだけだったのか、そうではなかったのかはわかりませんが！

Setlist
1. Descendents
2. Hope
3. Rotting Out
4. Pervert
5. Clean Sheets
6. My Dad Sucks
7. Nothing With You
8. I Wanna Be A Bear
9. Bikeage
10. When I Get Old
11. Myage
12. Weinerschnitzel
13. I'm The One
14. I Don't Want To Grow Up
15. Coffee Mug
16. Talking
17. Suburban Home
18. Silly Girl
19. I Like Food
20. Coolidge
21. Everything Sucks
22. I'm Not A Loser

以前書いた予想記事が当たってたとか、外れてたとかどうでもいいくらい上がったライブでした！！

１曲目の"Descendents"のイントロが入った瞬間に会場が爆発したかのようにモッシュが起こり、僕のマイロマスクは一瞬で破壊されます。そしてその後自分で少し修復し、破壊され、修復し、破壊され、そして「こんなもんいるかああああああ！！！！」と自ら破壊し、素顔のままでライブに集中することに。後ろで見ている人にとってはあんなお面邪魔で仕方なかったのでしょう・・・まあ正直僕も邪魔でしたし、結果オーライ（意味不明）
しかし、真ん中のクラウドサーフ組は危険と感じ脇に逸れることに。

激しさは少し弱まったものの、盛り上がりは凄かったです。ハードコア系のブンブン振り回す系の盛り上がりではないですが、モッシュしたり、脇で静かに乗っていたり、肩組んで歌ったりと各々が各々のペースで楽しんでいました。

ちょっと残念だったのが、歌っている人が少なかったなあっていう。僕の近くに完全に歌詞を覚えてフルで歌いきっていた凄い人が居ましたが・・・それレベルとは言いませんが、決めフレーズとかシンガロング出来る所はもっと歌って欲しかったなあと。"When I Get Old"なんか泣き叫びながら独りで歌っちゃいましたけどね。

でも単独ではそういう事はなく、皆さん全ガロングされると思うので、更に素晴らしい盛り上がりになるに違いないです・・・羨ましい！

でもこちらも大満足のライブでしたよ！"Clean Sheet"の歌詞にやるせない気持ちになりながら叫び散らし、"Bikeage"のイントロで脱糞し、"I'm The One"で人差し指をおっ立てて拳を突き上げ、"Coffee Mug"で暴れ狂い、大大大大好きな"Silly Girl"で精神が崩壊し、"Coolidge"で走りまわり、"Everything Sucks"でネガティブな感情をブチまけてスッキリし、"I'm Not A Looser"で終わりを予感しつつ楽しみました。途中大学の先輩（以前Descendentsのコピバンでヴォーカルをやられていた人でした）とライブ中にまさかの再開をし、一緒にシンガロングして盛り上がりました。

終わった後「One More Song!!Pleeeaaaaaase!!!」と鼻水垂らしながら叫んだんですが、当然アンコールはなく、念願のThank Youは聴くことは出来ませんでした・・・(´・ω・`)

それでも最高のライブだったですけどね！最高だったからこそ、全盛期のライブをみれたらなあと思わずに入られませんでした。勿論僕の年齢でそれは不可能だし、夢なのですが・・・観たかったなあと・・・。

いやいやそれよりも日本で彼らに出会い、当時と変わらぬパンクのアティテュードを見せつけてくれ、「お前らファンは俺達の音楽を聴くことは何も間違っちゃいないんだ！」と教えてくれたような気がした彼らのライブステージングに、只々感謝しています。っていうかこの少ない時間にノンMCで２２曲もやってくれるなんて・・・もう頭がさがるぜ！！チクショウ！！

Descendents / When I Get Old

＜Suicidal Tendencies＞
Descendents終わった後、呆然としていたところに、ALLROYS MILO FCの@dot024さんにお声を書けて頂いて、少しお話することが出来ました。その後@takashi_1010さんとも会い、３人でお話でも・・・みたいな空気になったのですが、連れが待っていると思い、泣く泣くお二人と別れることに・・・うぅ・・・泣

ここからSuicidal Tendenciesのライブが終わるまで、彼女と合流することが出来ないというアクシデント発生。相手が待ち合わせ場所を間違えてしまっただけなんですが、問題なのがスマートフォンの電波状況が最悪な状態だったので再会するのに少し時間がかかってしまいました。まあ待ち合わせ場所から彼らのライブが大分見れたので、時間をロスしたっていう感覚では無いですけど。元々後ろで見てるつもりでしたし。

殆ど曲を知らないのですが、ゴリゴリな曲を連発し、人が休憩している僕の周りでもムーブをしている人がチラホラいました。注意されてましたけど。
今回の面子でも何となく異色なバンドだっただけに、盛り上がるかなあと思いましたが、結構盛り上がっていました。特に前の方は結構激しく暴れてた方もいるんじゃないかと思います。強面のメンバーも心なしか楽しそうにプレイしてるように見えました。

余談ですが、物販で出会った外人さんはDescendentsのスタッフさんだったようです。リハーサルの時メンバーと一緒にセッティングしていました。って事はあのマイロお面をメンバーに見せてくれたのだろうか？だったら嬉しいな。

＜New Found Glory＞

彼らが始まる少し前くらいに彼女と合流し、少し前の方に行く。そこで座りながらゆったりと見ようと思って、Twitterを見ると・・・なんとNFGのChadがツイートした画像に僕が写ってるという情報が！マジかよと確認すると・・・

@XChadballX: Japan is the coolest. Look at this mask someone in the crowd made. Can you guess http://instagr.am/p/I1Acw5j61y/

僕だあああああーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！マジかよ！！（笑）

まあ別に僕を映したわけではなく、Descendentsのライブを見に来たファンを映しただけなんでしょうが、それでも何か嬉しいですね。何か奥の方で外人がこっちにカメラ向けていたので、「どや？」的なテンションで見返していたんですが、まさかChadだったとは・・・何にせよ僕のDescendents愛が海外にも伝わったのは嬉しい。

まあそんなテンション高めで迎えた彼らのライブ。

Setlist

1.Understatement

2.All Downhill From Here

3.Radiosurgery

4.Don't Let Her Pull You Down

5.BlitzkriegBop

6.Anthem For the Unwanted

7.Truth Of My Youth

8.Hit Or Miss

9.Hold My Hand

10.Basket Case (Green Day cover)

11.My Friends Over You

My Friends Over You

正直アレも聴きたかった、コレも聴きたかったという気持ちは大いにあるけれど、必要のない曲は無いガチのセットリストだったという印象。「相変わらず声出ていないなあ」って言ってた人もいたけど、個人的には出てた方かなあと思いました。そりゃCDと比べると出てないかもしれないけど、今まで動画で見た日本でのライブを見るとちょっと酷かったかなあと思っていたので、それよりは全然素晴らしかったと思います。やっぱり生で聴くと素晴らしい声ですね。

"Hit or Miss"とかはもう僕の青春ハート鷲掴みでした。他のバンドに比べ流石の人気っぷりで、シンガロングや歌えてる人も多く、マイクを向けられても歌えている人が多かった気がします。

"Hold My Hand"で少し落ち着いた会場に、Chadが「去年日本は大変だった。苦しかったと思う。俺たちも悲しかった…けどな、悪いことがあってもそれがお前らを強くするんだ！日本は強い国だ！」みたいな事を言ってて、「おぉ・・・」と感極まっていたらGreen Dayの"Basket Case"！正直「お前らの曲じゃねえのかよ（笑）」と思いましたが、会場で休んでいた人達が物凄い勢いで立ち上がって、群れの中に突っ込んで行きました。一番盛り上がったシーンですね。確かにあのイントロのベースの「とぅるるーん♪」っていうフレーズは上がりますよね。

その後、納得の"My Friends Over You"で終わりました。予想以上に良いライブだったので、何だか得した気分でした。

＜ONE OK ROCK＞

NFGに負けず劣らずの人気を見せたONE OK ROCK。好きなバンドなんですが、そろそろ帰らないとホテルに着く時間が遅くなってしまうので、途中で帰ることに。本来なら幕張に近い場所にホテル取れば良かったんですが、東京にも行きたい所があったという事で東京側にしてしまったっていう・・・ね。今になってみれば、幕張に近い場所にしてればよかったなあと少々後悔。まあDescendentsとNew Found Gloryさえ見れれば良かったので無問題ではあるんですが。

Setlist

1.LOST AND FOUND

2.Never Let This Go

3.Re:make

4.アンサイズニア

5.C.h.a.o.s.m.y.t.h.

6.NO SCARED

7.Rock, Scissors, Paper

8.完全感覚Dreamer

セットリストは後から知ったんですが、最近の曲多めですね。存在証明とかやって欲しかったな。まあやったとしても見れてないんですけど…。やっぱりヴォーカルさんはライブでも上手いですね。

後ろ髪を引かれる思いで会場を後に。最後にステージをバックにパシャリ。

破壊された（した）ので元のお面状態に。しかし「何かステージが上手く写ってない」って彼女が言うので、もう一度撮り直すと・・・

誰だよ！お前ら誰だよ！！

何僕も肩組んでんだよ！！本当いきなりだったよ！！取る瞬間にいきなりだよ！！しかも下の男性はギリギリ下から「にゅっ」って飛び出してきたし・・・何なんだよ・・・と思ったら増えたしよ！！！！！！左の人も「ｸﾞｯ!!b(・Д<)」じゃねえよ！！

その後左のb(・Д<)とちょっと喋った後会場を後に。

Sum41とThe Offspringは見れませんでしたが、大分Sum41は酷かったみたいですね・・・。まあ見てないので何とも言えませんが、他の会場ではパワフルなパフォーマンスを見せて欲しいですね。

The OffspringのSetlistは

Setlist

1.Have You Ever

2.Staring At The Sun

3.Come Out And Play

4.Walla Walla

5.Future Is Now

6.Original Prankster

7.Hit That

8.One Fine Day

9.Kristy, Are You Doing Okay?

10.Why Don’t You Get A Job?

11.All I Want

12.You’re Gonna Go Far, Kid

13.(Can’t Get My) Head Around You

14.Pretty Fly (For A White Guy)

15.Want You Bad

16.The Kids Aren’t Alright

とファンにはタマらない選曲だったようです。

その後ホテルに着き泥のように眠る！！